サンドボックス評価:PlunkerとAngularJS

Plunker and AngularJS

Plunker + AngularJSの全体評価:☺☺☺

プラス点・マイナス点:
(+)Plunkerは、jsFiddleと同様に、JavaScriptを使ったフロントエンド開発を支援するためのサンドボックスのクラウド・サービスです。Plunkerは新規のコード・スニピットを作成するときのAngularJSの初期テンプレートを提供しています。さらにAngularJSのライブラリをパッケージ化して簡単にコード・スニピットに追加できるようになっています。Plunkerでは、<head></head>タグの内容を直接編集できます。

     <br/><br/>(−)PlunkerのドキュメンテーションはGithub上とPlunkerの内部に散らばって提供されている様子です。コード・スニピットの共有はURLの属性を手動で設定するなど煩雑な面があります。
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サービス名とバージョン Plunker バージョン:0.7.23
AngularJSとの相性 ☺☺☺☺ 新規コード・スニピットを作成するときのAngularJSのテンプレートがあり、ワンクリックでAngularJSの準備ができます。その他にも、パッケージという形で、最新のAngularJSのライブラリや、Bootstrapのスタイルなどを追加することができます。現在提供されているAngularJSのバージョンは、1.2.15を含むそれ以降のバージョンです(2014年3月30日時点で、AngularJSの安定したライブラリはバージョン1.2.15、βはバージョン1.3.0-beta.4です。)
コード・スニピットのシェア機能 ☺☺ 登録ユーザ、未登録ユーザ両方にメニューから簡単に共有できるHTML埋め込み用のURLが提供されます。ただし、<frame></frame>のコードや、表示するエディタータブの設定などを手動で設定する必要があるので、やや煩雑な面もあります。
MEANスタックのサポート Plunkerは基本的にフロントエンド開発用の支援ツールなので、バンクエンドの、Node.js、Express、mongoDBはサポートはしていません。
コード・スニピットの公開・非公開機能 ☺☺☺ 匿名ユーザ(未登録)で作成したコード・スニピットは、プライベート設定となり、URLを知っているユーザしか参照できません。Githubユーザで登録した場合は、コード・スニピットの属性のチェックボックスで、公開・未公開が設定できます。
費用 ☺☺☺☺ 全て無料です。
ドキュメンテーションとサポート Plunkerのドキュメンテーションは、Githubに出ているものと、Plunker内部スタックオーバーフローに散らばって提供されているもの以外は見当たりませんでした。
その他の主な機能 ☺☺☺☺
  • Githubのユーザアカウントでユーザ登録ができるため、Githubとの連動が可能です。
  • CoffeeScript、Iced-Coffee-Script、LiveScript、Stylus、Sass、Less、Jade、Markdownがサポートされています。
  • コード・スニピットをドキュメンテーションする「Readme.md」ファイルも基本ファイル群に含まれています。
  • コード・スニピットをフォーク(Fork)できます。
  • Lintを使って、JavaScript、HTML、CSS、Markdownの検証ができます。
  • コード・スニピットのフォーマットを自動的にきれいにすることができます(Beautify)。
  • コード・スニピットをZIPファイルでダウンロードできます。
  • ライブコラボができます。

もっと知りたい!

Plunkerの簡単な使い方のチュートリアルを書きます!