MEANってなに?

MEANのとっても簡単な説明です。

MEANってなに?

MEAN(英1)は、4つの組織によってそれぞれ開発された、4つのオープンソース(英2)のJavaScriptライブラリ群(注1)の頭文字です。
これらのライブラリは:

MEANスタックってなに?

MEANスタック(英3)は、ウェブアプリケーションを開発するいくつかの機能を積み重ねた層(スタック)を意味します。このスタックの概念は「フルスタック開発者(英4)」という概念と関係しています(これは別の記事で紹介します)。MEANが提供する機能の積み重ねは次のとおりです:

MEAN でできることは?

JavaScriptを使って、サーバー側からクライアント側まで開発が全部できます。さらに、同一の開発言語(JavaScript)を使っているの、プログラムコードをサーバー側とクライアント側で共有することもできます。これは、従来の「サーバー側開発とクライアント側開発は、別々」という概念を吹っ飛ばした画期的なことです。

え〜。JavaScriptで大丈夫?

私は、企業で開発やセキュリティに関わっていたことがあるので、JavaScriptを「本当の開発言語」と思ったことがありませんでした。なので、MEANに出会った時は、目からうろこでした。JavaScriptそのものも、とっても良いところもありますし(注2)、AngularJSとNode.jsが代表となるMEANも、グングンと開発の大堂になってきています。ですので、是非MEANを体験することをお勧めします。

もっと知りたい!

別の記事で、個々のスタック層を説明していきます。


注釈

注1: MongoDBはC++で書かれていますが、データベースがJSON互換でJavaScriptとはとても相性が良く、MEANの仲間入りしています。

注2: JavaScriptのプロ、Douglas Crockford氏が「JavaScript: The Good Parts」というテーマで多くのビデオ講座と本を書かれています。このブログでも追ってご紹介して行きます。

英1: MongoDB, Express, AngularJS, Node.jsの頭文字

英2: Open Source

英3: MEAN Stack

英4: Full Stack Developer